1.心理学はどんなことを学ぶの?
心理学の中には、臨床心理学・神経心理学・教育心理学など様々な分野があります。心理学全体に共通しているのは、人間の心の仕組みを学ぶことで対人関係や社会をより良くしていこうという基本概念です。大学では、心理学の基礎知識を実験や講義を通して身につけることができます。また、心理学の中には産業心理学や行動経済心理学など、経済や社会活動に関連した分野も数多くあります。仕事をするうえで必要な、経済の仕組みも精神行動の観点から学ぶことができます。
2.心理学専攻で取得できる資格
心理学を専攻することで取得できる資格もいくつかあります。民間資格の中には、認定心理士・音楽療法士・学校心理士などがあり、これらの資格を持っていることで心理カウンセラーとして働くことができます。幅広い専門分野に関する資格が多いので、自分の興味・関心にあった資格を探すことができるのが特徴です。公認心理士などの国家資格もいくつかあり、これらの資格を持っていれば安定した職を得られる可能性が高くなります。
3.心理学のおすすめポイント
心理学では、人間の心理を学ぶことができるので、コミュニケーション能力を養ったりトーク能力を磨くことができます。また、ストレスに対する対処法や心のケアについても学べるので、精神的に安定した生活が送れるでしょう。自分だけでなく、周りの人の気持ちをうまく理解してあげることもできるので信頼関係の構築にも役立ちます。生活全般に心理学の知識を活用することができるので、人生を通して役に立つスキルが身に付きます。
心理学の大学といっても、教育系の児童心理、医学系の医療心理など、分野によって様々です。また昨今では、教養学部の心理学科などで学ぶこともできるので、自分の学びたい大学をよく選ぶ必要があります。